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Louis Prima

(ルイ・プリマ)

ルイス・プリマはいつの時代にも 再評価 されているミュージシャンだ。67年にはディズニー映画『ジャングル・ブック』の中で愉快な霊長類の声優として再浮上し、また85年にはデヴィッド・リー・ロスが「ジャスト・ア・ジゴロ/I Ain’t Got Nobody」をルイス・プリマのオリジナル・バージョンに忠実にカバーしたことで再び脚光を集め、さらに最近ではブライアン・セッツァーや他のスウィング・リバイバルのアーティストたちが彼のサウンドを太い枠組としているのだ。
 ルイス・プリマは50年代ルイ・アームストロングの影響を受けたスウィング・ジャズやエキサイティングなジャンプ・ブルース、初期のR&Bのサウンド、さらにナポリ人らしいノリの良さで大当たりした、ジャズ界のベテラン・アーティストであった。その音楽はもちろん素晴らしかったが、大胆なパフォーマンスぶりも手伝ってルイス・プリマの勢いは留まるところを知らなかった。バックにサックス奏者サム・ブテラのバンドとニコリともしない女性たちのバック・コーラス(のちにソロ・アーティストとしても大成功を収めた、天使のような美声のキーリー・スミスもそのひとりだ)を従え、いたってワイルドなショーを展開。——その熱狂ぶりは凄まじいものであったのだ。
プリマのみだらなパフォーマンスはアイゼンハワー政権下のセックスに飢えた大衆を熱狂させ、ジャズ演奏家たちからは尊敬を集め、そしてグリースで髪を固めたロックンロールを愛する若者たちからも注目を集め賞賛された。ルイス・プリマ(キーリー・スミスも同様)の作品のクオリティは、キャピタル・レコードから他レーベルへ移籍した後低下したが、ライヴ・パフォーマーとしての人気は60年代に入っても全く衰えることを知らなかった。
また彼は、「Sing Sing Sing」や「A Sunday Kind of Love」といったスタンダード・ナンバーも作曲している。

制作協力:
OKMusic

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