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Lena Horne

(リナ・ホーン)

スウィングもブルースも自在に歌いわけることのできるホーン。彼女は人種差別が横行する国の怒れる美女として、怒りともアジテーションとも区別のつかない声色で、ジャズのスタンダード曲を歌い上げることで知られる偉大なポップ・ヴォーカリストである。ホーンの歌いっぷりには心を刺すような痛みが感じられるが、こうした特有の声色を評論家たちは、「子羊のようでもあり同時に牙を剥いて唸る雌ライオンのようだ」と評した。
彼女はその輝かしいキャリアをコットン・クラブからスタートさせ、名立たるスウィング・バンドの数々と共演。MGMとの契約に多くの時間を費やす間には、音楽ディレクターである夫のレニー・ヘイトンと共に何十年も世界中を旅し、レコーディングを重ねてきた。そして50年代から60年代初期にかけてRCAより一連の傑出したレコードを発表。作品の中にはマーティー・ペイチやショーティー・ロジャーズといったクール・ジャズの近代主義者たちをバックに従えているものもある。
ブルーノートから近年リリースしたアルバムは、過去の最高傑作に匹敵する作品といえるだろう。

制作協力:
OKMusic

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