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<モータウン>で一時代を築いたソングライター/プロデューサー・チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランド。独立後は、自分たちのレーベル<ホットワックス/インヴィクタス>を興し、ハニーコーンやローラ・リー、チェアメン・オブ・ザ・ボードなど、数々のアーティストを成功に導いた。
ホーランド=ドジャー=ホーランドの一員であるラモント・ドジャーは、裏方であることに飽き足らず、70年代に入ると<ホットワックス/インヴィクタス>よりソロ・シンガーとして再出発。<モータウン>時代に培ったソングライティング・センスにさらに磨きをかけ、ジャズの影響を孕んだ洗練された作風で独自の"ニュー・ソウル"を作り上げた。また歌い手としても、哀愁を漂わせるアルト・ヴォイスが楽曲にメロウな空気感を醸す。R&Bチャート6位まであがった「Why Can't We Be Lovers」(72年)は、クラブ世代にも支持を受けた大名曲だ。
73年には<ABC>に移籍し「Trying' To Hold On To Woman」「Fish Ain't Bitin'」などのヒットを放ち、その後<ワーナー><コロムビア>と、レーベルを渡り歩いた。特に81年の『Working On You』は、ノーザン・ソウルを80'sスタイルにコンパイルした秀作として、今も人気の高い作品だ。
91年には、フィル・コリンズのバックアップを受けた『Inside Seduction』をリリースしている。

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