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Laibach

(ライバッハ)

ライバッハの美学には戸惑う人が多い。ミラン・フラス率いるこのバンドはライヴ・パフォーマンスや歌詞で、ファシズム的な芸術と社会主義リアリズムの融合をみせる。音楽のジャンルに固執しないライバッハは当初から、伝達手段として音楽を用いる音楽家。クラシックからインダストリアル・ダンスまで、彼らは脱構築のポスト・モダン的手法をマスターした。そのサウンド自体は変化に富んでいる。例えば戦争をテーマとした94年のカヴァー・アルバム『NATO』。この作品は、軍国主義を容認するポップ・カルチャーへの批判、もしくは賞賛という二面性がある。さまざまな見解はさておき、レイバッハは合唱から行進音楽、テープのループ、ディスコ、そして政治演説まで多種多様な音源を使用することによって予測の出来ない、冒険心豊かな要素を現代音楽に取り戻した。

制作協力:
OKMusic

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