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ケイコ・リー

(ケイコ・リー)

ジャズからポップ・フィールドまでを意気揚揚と疾駆する、ケイコ・リー。低音ヴォイスに色気とどすの利いた迫力を共存させる、日本にはまだまだ少ないタイプのシンガーだ。とにかく独特な地声なのだが、ハスキーなのに時折スウィートなブレスが織り込まれていたりして、「高」と「低」を声質自体で操ることのできる倍音成分が強い(松任谷由実や吉田美奈子などもこのタイプ)。
21歳から独学でピアノを弾くようになり、名古屋のクラブでジャズやシャンソンのバック演奏を手がけた後、まずはピアニストとしてプロに。その後、徐々にヴォーカリストへ転向し、そのディープな歌声、楽器と対等にわたりあえるインプロヴィゼーションぶりで手堅く人気を集めていく。
95年にケニー・バロン(p)のサポートを受け、アルバム『イマジン』でメジャー・デビュー。以降、大人のための艶やかなスムース・ジャズや20世紀の名曲の数々をピアノ弾き語りで手がけるなど、意欲的な活動をみせている。01年に発表した『愛の奇蹟(ワンダー・オブ・ラヴ)』は、腕利きのレギュラー・グループである”ドキドキ・モンスターズ”を従えてのソウル〜最新ポップスのカヴァー集だが、こちらも非常に垢抜けた仕上がり。スティーヴィー・ワンダー、コモドアーズ、TLC、インディア・アリーらの楽曲が同一線上でケイコ流に料理されており、クラブ・フィーリングもふんだんだ。

制作協力:
OKMusic

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