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Keely Smith

(キーリー・スミス)

キーリー・スミスはルイス・プリマの騒々しいステージ・ショーで、彼とは対照をなすイノセントな存在として活躍した。ソロでの見せ場をたっぷりと与えられた彼女は、その透明でありながらしっかりスウィングする声で聴衆を魅了した。ノリがいいときのドリス・デイや、スキャット抜きのエラ・フィッツジェラルドなどと比較されることもあったが、それはあながち見当違いではなかった。プリマがキャピトルと契約すると、スミスもソロ歌手としての活動を開始した。キャピトルは他のレーベルのように、彼女に流れるネイティヴ・アメリカンの血筋を宣伝文句として過剰に利用することなく、最高のスターとして売り出した。スミスは、フランク・シナトラの主要なビッグ・バンド・アレンジャーだったネルソン・リドル、そしてビリー・メイと一緒に素晴らしいアルバムを数枚レコーディングし、ヒット・チャートの頂点に躍り出た。彼女がとても気に入っていたフランスの曲「アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ」はスマッシュ・ヒットを記録し、スタンダード・ナンバーとなった。キャピトル在籍期以降に発表されたアルバムは彼女の実力からすると物足りないが、最近は再び、最高のジャズ・ミュージシャンたちを従えてのレコーディングやパフォーマンスを始めている。

制作協力:
OKMusic

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