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Junior Reid

(ジュニア・リード)

ヒュー・マンデルと同様、13歳という若さでオーガスタス・パブロのレーベルからデビューした天才シンガー。80年代初期には、「Jailhouse」「Give Thanks And Praise」などのトラックでヒットを生み、UKにもその名を知らしめるまでに成長したジュニア・リードだが、彼のソロ・キャリアは85年で一度中断することになる。グラミー賞を獲得したレゲエ・グループ、ブラック・ウフルのリード・シンガーだったマイケル・ローズの後任に迎えられたからだ。
しかし、ブラック・ウフルのサウンドが、ワールド・マーケットを意識したロック寄りのスタイルへと変化するにつれて、それまでリードのファンだったルーツ・ラヴァーたちは、だんだん彼の元を去っていったのも事実。そのギャップに気づいたリードは自らのレーベルを興し、ブラック・ウフル名義で「Pain On The Poor Man’s Brain」「Nah Get Rich And Switch」、また以前のようなルーツ路線のソロ作品をリリースした。
88年のアルバム『Positive』を最後に、グループを脱退——再びソロ活動に専念することになったリードは、UKダンス・シーンの雄、コールド・カットと組んで「Stop This Crazy Thing」をリリースし、UKポップ・チャートの21位を記録。90年にはスープ・ドラゴンズがローリング・ストーンズの「I’m Free」をカヴァーしたシングルに参加し、チャート・トップ5入りを果たした。また、89年には伝説の名曲「One Blood」でレゲエ・シーンの最前線に返り咲き、自らの作品だけでなくニンジャマンやデニス・ブラウンら多くのアーティストのレコードを自身のレーベルからリリースしている。

制作協力:
OKMusic

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