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チャーリー・パーカーも崇拝したアルト・サックスのカリスマ。デューク・エリントン楽団のリード・アルト奏者として君臨し続け、ホッジスなしにエリントンの音楽は語れない。
音色という点で彼の右に出る者はなく、おそらく世界で一番美しいだろう。ゆったりとした温かなトーンに深く細かくヴィブラートをかけ、バンド/観客はもちろん、その場の空気全てを包み込んでしまう。流麗/明朗/円熟の極み……どんな賛辞を述べても語り尽くせず、また、その前でどんな超絶技巧を披露してもそれは子供のお遊びにしか過ぎない。ホッジスのプレイには、タダひれ伏すしかないのだ。——オーラをもつアーティストとは、まさに彼のような人物をいうのだろう。

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