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80年代まで単独LPが出されなかったため一般的には無名だが、デルタ・ブルースマンがシティ・ブルースをどう消化していったのかを語る上で欠かせない人物。
ミシシッピ州ジャクソンの近郊キャントンに生まれ、若い頃はジャクソンで活動しスキップ・ジェイムスにギターの手ほどきを受けたという。録音は35年から49年にかけて70曲近くあるが、全てシカゴ録音。初期から順を追って聴いていくと、最初は強烈なデルタ臭を放っていたが、徐々に都会化していくさまが見て取れる。特に有名なのは「Louise Louise Blues」。ジャクソン・ブルースらしさを残したシティ・ブルースに仕上がり、この曲が後のロバート・ジョンソンに与えた影響も大きかっただろう。

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