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ロック史上最重要のマンモス・グループ、レッド・ツェッペリンのベーシスト。ロバート・プラントやジミー・ペイジの陰に隠れて脚光を浴びることはなかったが、音楽的には非常に重要な役割を担っていた。
ツェッペリン加入以前のジョーンズはロンドンでセッション・ミュージシャンとして活躍していた。ベースはもちろんアレンジャーとしての才能も発揮し、バート・バカラック、トム・ジョーンズ、エタ・ジェイムス、ハーマンズ・ハーミッツ……など、ありとあらゆるジャンルの録音に参加。特にドノヴァンの一連のヒット曲のアレンジを手掛けていたことは有名だ。
ツェッペリン時代にはこれまで培ってきたノウハウで貢献し、バンド・サウンドにソウル〜ファンクのエッセンスを持ち込むと同時に、マルチ・プレイヤーとしてシンセサイザーなどの最新テクノロジーを導入した功績が忘れられない。
グループ解散後は、映画音楽や他アーティストのアレンジなどの仕事をこなしていたが、94年にヴォイス・パフォーマー、ディアマンダ・ギャラスとコラボレイトした異色作を制作。そして99年には完全ソロ名義のインストゥルメンタル・アルバム『ZOOMA』を発表し、長かった沈黙を破った。そのまま波にのったジョーンズは翌年、2ndソロ『The Thunderthief』をリリース。初めて歌を披露するなどファンを驚かせた。インテリジェンス溢れるプレイ、緻密なプロダクションはこの人ならでは。

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