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マディやウルフもいいが、シカゴ・ブルースの醍醐味を堪能するのに、これほど適したアーティストも居るまい。最高のアンサンブルをバックに、都会流の洗練されたギターと淡々としたシブいヴォーカルが胸に迫る。
もともとジミー・ロジャースは、40年代後半よりマディ・ウォーターズ・バンドのサイド・マンとして活躍し、黄金期のシカゴ・サウンドの確立に一役買う。そしてソロとしても、50年のファースト・ヒット「That's All Right」を皮切りに、59年まで名門<チェス>での録音を続けた。その時期の作品は不朽の名作『Chicago Bound』にまとめられているが、ダウンホームなスローから軽快なノリのアップ・テンポまで、自己主張は強くないが最高の歌/演奏が楽しめるだろう。
98年にはその功績を称え、クラプトン、ストーンズのミック&キース、ペイジ・プラント、タジ・マハールなどが参加した共演盤『Blues Blues Blues』、00年には久々のオリジナル・アルバム『Blue Bird』が発表された。

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