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Jimi Tenor

(ジミ・テナー)

“テクノ界のエルトン・ジョンか?!”——コイツは一筋縄ではいかない、相当にイカれた野郎である。
フィンランド出身のジミ・テナーは、一時期、写真家を志したらしいが、結局実らずにミュージシャンへ転向。Shamansで活動した後、パンソニックのメンバーであるミカ・ヴァイニオらと親交を深め、ノイズ街道まっしぐら! かと思いきや、突如、ストレンジなモンド/ラウンジの世界へ突入する。そして、その唯一無比なズバ抜けた才能を認めたのが、テクノの名門として知られるイギリスの<Warp>レーベルだった。彼が時代に追いついたのか、時代が彼に追いついたのか……。
テナーが創造する音楽を、ひとつのジャンルにカテゴライズすることは到底不可能だ。——プログラミングはもちろんのこと、キーボード/ピアノ/ハモンド・オルガン/サックス/フルート/扇風機までを弾きこなし、ヘタクソなヴォーカルをフィーチャーした自己陶酔のジミ・テナー・ワールドを披露。それは軽快なヘッポコ・エレクトロ/ハウスから、ムーディな70年代風ジャズ/ソウル/ファンク/ゴスペル、さらには、育毛を促進させる発狂アンビエント・ノイズまでと多種多様である。そしてこれまでに、自らの影響源である、サン・ラ/マイルス・デイヴィス/デューク・エリントンといった超大物の楽曲を勝手気ままに再構築。ついには、オーケストラを従えてレコーディングを敢行した。また、きらびやかな衣装を身にまとい、白馬にまたがってステージに登場するド派手なライヴ・パフォーマンスは圧巻である。
次にどのようなドッキリを仕掛けるのか、まったく予測がつかない”エキセントリック・ジミ”に聴衆は振り回されっ放しなのだ。

制作協力:
OKMusic

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