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USオルタナティヴ・シーンにおける至高のコンポーザー、ジム・オルーク。ガスター・デル・ソル(97年に脱退)やレッド・クレイヨラでの活動、近年ではソニック・ユースの『NYC ゴースツ&フラワーズ』(00年)でプロデュース/べースを担当するなど多彩な活動が目立っているが、その出自はデレク・ベイリーやヘンリー・カイザーとの共演も果たした即興ギタリストである。
ソロとして89年にアルバム『Some Kind Of Pagan』をリリース以降、99年の『ユリイカ』(ジャケットの絵は友沢ミミヨによるもの)まで幾多の作品を発表。アヴァンギャルド・ジャズ/ノイズ/エクスペリメンタル/クラウト・ロックといった、ギスギスとして比較的とっつきにくいテクスチャーを用いながら、古典的なニュアンスをもつホンワカしたアコースティック・サウンドに還元する手腕は世界中のリスナー/アーティストから熱い支持を受けている。それは、くるりがアルバム『図鑑』(00年)で彼をプロデュースに起用したことを見ても明らかだ。
00年以降、ソニック・ユースの正式メンバーとしても活動している。

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