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Jim Croce

(ジム・クロウチ)

世の中、才人ほど若死にしたりするもので、ジム・クロウチもその1人だと言える。73年、ルイジアナでのコンサートを終え、次の公演先へ向かうため乗り込んだ飛行機が離陸に失敗。同乗していたモーリー・ミューライゼンやツアー・クルーと共に、この世を去った……。
クロウチは72年にデビューを果たし、「ジムに手を出すな」をヒットさせる。さらに翌年、「リロイ・ブラウンは悪い奴」を全米1位に送り込んだことで、人気を決定づけた。——ショート・アフロっぽい髪型と口ヒゲが強烈な印象を放つ容姿とは裏腹に、奏でられる楽曲の数々はナチュラルな響きをもつものばかり。カントリー/R&B/ジャズを取り込みながら、繊細なアルペジオが醸し出すピュアなフォーキー・サウンド。そして、渋みと奥行きをもった伸びやかな声で、そよ風のごとくサラリとつづられる歌世界は温もりに満ちている。
約4年という短い活動期間ではあったが、クロウチは今なお高く評価されており、忘れ形見のA.J.クロウチはジャズ系の新進ピアニストとして活躍中だ。

制作協力:
OKMusic

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