> Jesse Winchester

Jesse Winchester

(ジェシ・ウィンチェスター)

良心的徴兵忌避者——70年代、ヴェトナム戦争で戦うことを拒否してカナダに渡ったアメリカ南部人がいた。それがシンガー・ソングライター、ジェシ・ウィンチェスターだ。彼は、カナダにてロビー・ロバートソン(ザ・バンド)をプロデュースに迎え1枚のアルバムを完成させた。——『ジェシ・ウィンチェスター』(70年)は、商業的な成功こそ収めることができなかったが、今も根強い人気を誇っている名盤だ。ジャケットの寂しげな表情が物語る、異国の地から故郷に馳せる思い……そして郷愁に満ちた歌声は、心にジンワリと染み渡る。なかでも「ブランド・ニュー・テネシー・ワルツ」「ヤンキー・レイディ」「ピロクシ」は、数々のアーティストにカヴァーされ、現在ではクラシックとなっているナンバーだ。おっと、エルヴィス・コステロは「ペイデイ」をカヴァーしてたっけ……。
その後もコンスタントにとはいかないものの、良質な作品を生み出し、99年には久々の新作『Gentleman of Leisure』をリリース。ブルース/カントリー/ゴスペルといったルーツ・ミュージックをベースに、ベテランらしい肩の力の抜けた歌唱を聴かせている。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版