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Jesse Saunders

(ジェッセ・サンダース)

忘れ去られつつあるので、今一度ハッキリさせておきたいのですが、ジェッセ・サンダースこそがハウス・ミュージックのオリジネイターであります! と言いましても、早いモン勝ちで一番になっただけなんですけど……。とにかく、彼の12インチ「On&On」(85年)が世に出た最初のハウス作品というのが定説になっております。
77年から80年代初頭にかけて、ニューヨークからシカゴに招致されたDJフランキー・ナックルズは、クラブ<Warehouse>にてソウル/ディスコをオープン・リール・テープで再編集したオリジナル曲をプレイし、爆発的な人気を博します。さらに、83年にはDJロン・ハーディが<Music Box>をオープン。この2人が斬新なサウンドを求めて、競い合うかのようにソウル/ディスコの解体と再編集を繰り返したことでハウス・ミュージックの基礎は誕生しました。——そして、こういった作業を経た音源をレコード化して逸早く発表したのが、ジェッセ・サンダースだったのです。その後、アドニス/マーシャル・ジェファーソン/ファーリー・ジャックマスター・ファンクといったアーティストが続々と登場し、シカゴ・ハウスは世界中へと広まっていきました。
初期の作品は現代のハウスと比較するとかなり質素で、物足りない感じがするかもしれません。しかも、新作はまったく発表しておらず、最近はDJとしてヨーロッパを中心に細々と活動しています。ですが、ハウスの歴史において重要な鍵となる人物なので、ジェッセ・サンダースの名を記憶の片隅に留めておいてあげて下さい。

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制作協力:
OKMusic

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