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Jamie Foxx

(ジェイミー・フォックス)

カニエ・ウェストとトゥイスタのコラボで話題となった大ヒット曲「スロウ・ジャムズ」のPVをボケーッと眺めていたら、観たことのないグラサン男が液晶画面に映った。荒削りだがパッションとソウルを目いっぱいに充満させたその歌声は、筆者の顔を画面の直前にまで引きつけるに十分な魅力を包んでいた。
映画『Ray/レイ』でアカデミー賞主演男優賞を獲得、正しくシンデレラ・ボーイとなったジェイミー・フォックスであるが、実は相当長いアーティスト・キャリアを誇っている。10年以上も前に、彼は『ピープ・ズィス』というアルバムでシンガー・デビューを果たしているのである。
といっても、ミュージシャンという冠(ワラジか)を彼がもっとも高いところに標榜しているかというと、けしてそうではない。「だから、オスカー俳優なんだろ?」と思われるかもしれないが、それだって当たらずも遠からずだ。
彼の本業はスタンダップ・コメディアンである。
といっても、USのスタンダップ・コメディアンと聞いて思い浮かぶのはエディ・マーフィとクリス・ロックくらいのものであって、この『ジェイミー・フォックス・ショウ』で爆発的ポピュラリティを獲得したらしいジェイミー君のことなど、少なくとも筆者は露も知らなかったワケである。それにしてもエディ・マーフィ然りクリス・ロック然り、アメリカの売れっ子コメディアンたちは本気で歌/ラップ作品を作り上げるのだから、素晴らしい。真剣な音作品をリリースした芸人なんて、日本では稲川淳二くらいである(ウソ)。
そんなジェイミー・フォックスは、05年内には50セント(客演返し)や友達のカニエ・ウェストらビッグ・ネームも招聘した2nd『サザン・ジェントルマン』(仮題:彼は67年テキサス出身)をリリースする。その作品でもこの千両役者は、ますますコクの増した歌声を披露してくれるの違いない。

制作協力:
OKMusic

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