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オクラホマ州、タルサ。レオン・ラッセルやジェシ・エド・デイヴィスを輩出した街として有名だが、この人も忘れてはなるまい。エリック・クラプトンがカヴァーした「コカイン」「アフター・ミッドナイト」の作者で知られるJ.J.ケイル。ボソボソと呟くような歌声と、決して主張しすぎることのないギターで、ワン・アンド・オンリーな音世界を創出する。
クラプトンにカヴァーされたことにより、ミュージック・シーンに、その名を知られるようになったJ.J.ケイルは、71年に『ナチュラリー』でデビュー。以来、現在まで途切れることなく良質なアルバムをリリースし続けている。虚飾を剥ぎ落としたシンプルなサウンドは噛めば噛むほど味の出るスルメイカ。一聴すると、どの曲も同じように聴こえるが、ブルース/R&B/カントリーといったルーツ・ミュージックをほどよくブレンドした音楽性は、実に滋味に富んでいる。

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