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TELA-Cが初めて“レゲエのサウンド”というものを知ったのは、中学生の時に同級生から借りた1本のカセット・テープがきっかけだった。レコードを回しMCを入れて盛り上げる“レゲエのサウンド”というものをそのテープで知り、大きな衝撃を受けた。その後、自分でターン・テーブルを回して遊ぶことにハマり、「本格的に名前を決めて自分でサウンドをやろう」と決心し、94年に横浜で結成する。
結成と同時に、あの時カセットで聴いた本場“ジャマイカのサウンド”を生で感じたいと思い、単身ジャマイカへ。そこで沢山の人々と交流し、本物の“ジャマイカのサウンド”を実際に肌で感じ大きな影響を受ける。1ヶ月の滞在後、日本での活動を再開するも、98年に再度ジャマイカへ旅立つ。ジャマイカでしばらく滞在し、さらにはニューヨークにあるレゲエ・シーンにも興味を持ち、ジャマイカとニューヨークを行き来しながら、約4年間の滞在を経て、02年に帰国。
日本での活動を本格的に再開すると、今までの経験と知識が実を結び、この時期にINFINITY 16が著しく大きくなっていった。当時のメンバーが、現在アーティストとして活躍しているGOKIと湘南乃風であったこともINFINITY 16が大きくなるスピードを加速させていった。04年12月には、川崎クラブチッタにて『10TH ANNIVERSARY』を開催、国内サウンド・クラッシュではNo.1を獲得する。06年12月には『12TH ANNIVERSARY』を開催し、川崎クラブチッタ史上最高動員数を記録し大成功を遂げた。そして07年3月、ニューヨークで行われた世界No.1を決めるイベント『Garrison Showdown』に日本代表として出場。アウェイであるにも関わらず見事優勝を果たした。
同年4月には、<UNIVERSAL MUSIC>と契約を結び、初のプロデュース・シングル「DREAM LOVER」をリリース。湘南乃風、MINMI、MOOMINといったレゲエ・シーンのみならず日本の音楽シーンでも重要な位置を占める豪華アーティスト達が集結。このレゲエ・サウンドのデビュー作が、初登場トップ10入りという史上初の快挙を成し遂げ、“サウンド”の新たな可能性を生み出すことに成功した。そして、07年12月に新しいサウンド・システムを完成させ、音へのこだわりは止まることを知らず、進化し続けている。常に高みを目指すその独創力は、レゲエの可能性をさらに大きなモノへと押し広げるだろう。普通の物差しでは計れない、我々の想像を遥かに超えるINFINITY 16は正に無限大の可能性を秘めている。

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