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カンタベリー・シーン出身のミュージシャンでは、今や一番活発なのがこの人ではないだろうか。元々は、ソフト・マシーンの前身となるワイルド・フラワーズがキャリアのスタート。ソフト・マシーンのデビュー時はスタッフの立場だったが、68年の2作目からは正式メンバーとしてベースを担当。グループ内にジャズ的要素を持ち込むことで、その後のマシーンの方向性に大きな影響を残す。6枚目まで参加した後にマシーンを脱退——その後はさまざまなグループを転々とするが、いずれも冒険心に富んだ、ジャズ/フュージョンの時代を予見していたかのような優れたバンドが多い。
73〜74年はツトム・ヤマシタのイースト・ウインド、その後はアイソトープに加入し、広くその名を知られることとなる。カンタベリー系ミュージシャンとの友好も途切れることなく、ソフト・ヘッドやソフト・ヒープといったセッション・バンドにもマメに参加する一方、ゴング方面のミュージシャンのステージもサポート。近年も、ゴングの創設者であり伝説化したミュージシャンであるデヴィッド・アレンの日本公演にも同行した。 (小池清彦)

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