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Holly Cole

(ホリー・コール)

ムーディーなスタンダード・ナンバーとノワールな感傷を誘う楽曲で、多くのオルタナティヴ・バンドから支持され続けているホリー・コール。その原点は、50年代のジュリー・ロンドンやジューン・クリスティといったダークな装いを身にまとった女性シンガーたちにまで溯ることができる。また、スタンダード・ナンバーの「ルージング・イン・マイ・マインド」や「ドント・スモーク・イン・ベット」から流れ出る、ゆるやかで幻想的なピアノとクールなヴォーカル・サウンドは、まるでその繊細な感情が螺旋を描きながら昇り詰めていくようだ。彼女は、生粋のジャズというよりは、R&Bで育った“現代のシャーリー・ホーン”さながらのスタンダード・ナンバーを聴かせるアーティストなのである。
またアルバム『テンプテーション』では、トム・ウェイツの楽曲を大々的にカヴァーし、ジェネレーションX世代の若者たちに、「優れた作品をまた違った手法で、新しく再生させる」手腕をさらりと見せつけた。
そう、甘いデートの約束がある方には、ストレートにダイアナ・クラールがオススメだ。でももしそれが散々な結果に終わったとしても、ホリー・コールが必ずや心を癒してくれるはず……。

制作協力:
OKMusic

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