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林田健司

(ハヤシダケンジ)

SMAPの「KANSHAして」や「青いイナズマ」、ブラック・ビスケッツの「スタミナ」などを知らない人はいないだろうが、作曲者は誰かと訊かれて即答できる人は少ないのではないだろうか。
91年にデビューした林田健司は、自らのサウンドにブラック・コンテンポラリーを通過したソウルやファンクを取り入れ、哀愁タップリの歌謡R&Bを完成させた。プリンスから影響を受けたと思われる貴公子然としたルックスで、オフィスにおける日常や恋愛を鼻にかかった繊細な声で歌い上げ、サラリーマン/OL層にアピール。一方で、バーナード・パーディー(dr)/デヴィット・T・ウォーカー(g)/ウィル・リー(b)といった米国ソウル界の重鎮ミュージシャンたちをバックにレコーディングを敢行し、本物志向のソウル・ファンを唸らせもした。——つまり林田は、ある意味、Jポップ・シーンに当時はまだアンダーグラウンドであったR&Bを受け入れる土壌を作った先駆者なのだ。
00年、突然の活動停止宣言でファンを驚かせたが、充電後の復活に期待大だ。

制作協力:
OKMusic

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