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Guitar Slim

(ギター・スリム)

50年代。その短い音楽キャリアのなかにおいて、エレクトリック・ギターで暴力的なブルースを展開。一躍ブルース界の第1人者となった、ギター・スリムことエディ・ジョーンズ。すべてのものを切り裂くような鋭いリード・ギター音と、猥雑に歪んだ、原始的なエナジーに満ちた音色は唯一無比の個性であり、また彼の懇願するようなゴスペル調シャウトも同様に素晴らしい“特長”である。代表曲「シングズ・ザット・アイ・ユーズト・トゥ・ドゥ」は54年にヒットした名R&Bナンバーであり、ピアノにレイ・チャールズが参加しているほか、典型的なUS南部風の粋なホーン・アレンジメントを堪能することができる(編曲者もレイ・チャールズだ)。もちろん、エディ・ジョーンズの最大の功績はギタリストとしてであり、それはアルバート・コリンズ、ジミ・ヘンドリクス、そしてフランク・ザッパたちを始めとする大勢のギタリストたちに強く影響を及ぼした。それはエディの「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」において色濃く感じ取ることができる。もしこの曲の突き刺すような、痛みに満ちたソロ・パフォーマンスがなんらかの真実を伝えているとすれば、彼がなぜ32歳までしか生きられなかったのかが自ずと理解できるハズ。

制作協力:
OKMusic

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