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ドイツ正統派ピアニストとして知られるオピッツ。ベートーヴェンやブラームスなど、ドイツ・ロマン派を中心としたレパートリーで、日本でも高い評価を受けている。
1953年、ドイツのフラウエナウに生まれる。5才からピアノを始め、11才でモーツァルトの協奏曲を演奏しデビューという天才ぶりを発揮した。77年、「ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール」で優勝し、新進ピアニストとして注目を集め、その後はベルリン・フィルやウィーン・フィルなどの著名オーケストラと次々に共演。また、95年には師であるヴィルヘルム・ケンプの生誕100周年を記念したピアノ協奏曲シリーズをヨーロッパ各地で行ない、ドイツの代表格としての地位を確立した。

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