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43年1月23日、アメリカ・インディアナ州アンダーソン生まれ。
ゲイリー・バートンは独学でピアノを始め、後に正式な音楽教育を学びヴィブラホンへ転換。60年にはカントリー・ギタリストのハンク・ガーランドとレコーディングを行っているが、バークレー音楽大学での仕事をきっかけにジャズへと転向した。
63年にジョージ・シアリングのグループに参加、続いてスタン・ゲッツと2年を共にする。60年代後半になると、自らジャズ・ロックのグループを結成。以後、ラリー・コリエル(g)、スティーヴ・スワロー(b)、ロイ・ヘインズ(dr)、パット・メセニー(g)、エバーハルト・ウェーバー(b)といった超絶技巧をもつ名うてのミュージシャンらをメンバーに含むグループを断続的に結成している。同時にジャズ・ヴァイオリニストのステファン・グラッペリを筆頭に、大御所ミュージシャンとのレコーディングも多数敢行。また71年からはバークレー音楽大学で教鞭もとり、若き伝承者を多数輩出した。
斬新でオリジナルな音楽スタイルを確立した初のヴィブラホン奏者であるバートンは、4本のマレットを同時に扱う独自の手法で、衝撃を最小限に抑えたサウンドを実現。通常ピアニストや管楽器奏者にしか表現できないような、複雑かつ繊細な音像を可能にしている。また、初期のカントリー/ロックといったバックグラウンドを、ジャズと見事に融合——その果てなき好奇心と貪欲な姿勢、卓越したテクニックが高く評価され、コンテンポラリー・ミュージック界のリーダー的存在として君臨している。

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