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Gal Costa

(ガル・コスタ)

1946年、ブラジル・バイーア州に”Maria da Graca Costa Penna Burgos”として生を受けたガル・コスタは、トロピカリア・ムーヴメントにおいて最も輝きを放った女性シンガーだ。
ヒッピー→セックス・シンボル→カーニヴァルの立役者→政治活動家……と、目まぐるしくスタイルを変えるカメレオン的パフォーマンスが特徴の彼女は、音楽活動を始めた60年代半ばから音楽的人脈(カエターノ・ヴェローゾ、マリア・ベタニア)に非常に恵まれていた。そして、後にジルベルト・ジルに引きあわされたことにより、爆発的なパワーが生じたことはもう言うまでもないだろう。互いがクリエイティヴ思想を分かち合い、以降数々のレコード制作に参加。また、ヴェローゾとジルがブラジルの去勢体制から逃れ、ヨーロッパに亡命することを選択した後も、彼らはコスタに歌を送り続け、それぞれ情熱の炎が絶えることはなかったのだ。
そして70年代後半にはスーパースターの座に君臨。この時代の音は、以前に比べると単調なシンセ・ポップのバッキング・トラックが少々面白みに欠けるのも事実だが、81年にはアルバム『Fantasia』から名曲「Festa Do Interior」を爆発的にヒットさせ、その実力を見せつけた。
その後もレコーディング活動は着実に続けられており、以前より政治に対するアジテーションは減少したものの、このディーヴァはまだまだ健在である。

制作協力:
OKMusic

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