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80年代初頭のUKハードコア・ムーヴメントから一貫して、ロックンロール・スピリット溢れるハードコアを演奏しつづけているG.B.H.。
コリン(vo)、ジョック(g)、ロス(b)、 ウィルフ(dr)により結成、他に同名バンドがいたため、当初はバンド名の頭に「CHARGED」がつけられた。82年のデビュー・アルバム『CITY BABYS ATTACKED BY RATS』では、派手なメタリック・ギターが煽情感あふれるリフを炸裂させた、直線的なハードコア・サウンドを展開。言葉を吐き捨てるというより、攻撃的で核心をついた歌詞をしっかりと歌い上げるヴォーカルが説得力を感じさせた。
2ndアルバム『CITY BABYS REVENGE』以降メタル色は次第に後退し、彼らの持ち味であるロックン・ロール色を強く打ち出すとともに、ポップなメロディ・センスを存分に発揮。ロカビリー/カントリー/モータウンのソウルのナンバーまでをスピーディーなハードコアへと昇華させた。
その後、87年にはドラマーがチェンジ、一時期はアメリカのマーケットにターゲットをさだめたスラッシュ路線へ移行するが、ポップでありながらもロック・スター的なものに傾倒することなくストレートなパンク・ロックを展開した。

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