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Franz Liszt

(フランツ・リスト)

“ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト”という存在を確立させた、19世紀最大のピアニスト。演奏家としても作曲家としても、ピアノという楽器の発展に貢献した(リストの書く曲はピアノの表現力を極限まで追求した作品で、当時のピアノにとって多少無理があった上、彼が弾くと、あまりの超絶技巧で楽器が壊れるに至った。そのため、「壊れないピアノ」の開発に繋がったのである)。また、ベルリオーズが提唱した標題音楽をさらに発展させた「交響詩」という新しいジャンルを創り、ワーグナーとともに新ドイツ派の作曲家として活動した。
1811年ハンガリーに生まれ、すぐにドイツに渡る。6歳からピアノを始め、8歳にしてバーデンでデビュー。9歳の時にはフェルディナンド・リースの難曲といわれたピアノ協奏曲を弾き、さらには即興演奏も絶賛される。11歳でウィーン・デビューも果たし、その後は天才ピアニストの名を欲しいままに、演奏活動を行ったのはあまりに有名だ。
作曲はアントニオ・サリエリに学び、パリ音楽院のアントン・ライヒャにも師事。代表作である「超絶技巧練習曲」の原案は10代半ばに書かれており、作曲家としても早熟ぶりが窺える。前半生はピアニストとして欧州各地を演奏旅行し、以降ワイマルに定住してからは指揮者/作曲家として活動。また、ダグー伯爵夫人と同棲した折には彼女との間に、後のワーグナー夫人となるコジマをもうけた。

制作協力:
OKMusic

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