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Frank Foster

(フランク・フォスター)

テナー・サックス奏者のフランク・フォスターは温厚な人格者だった。53年にカウント・ベイシー楽団に入団し、それ以降バンドの屋台骨として活躍。同級生のフランク・ウェス(ts)と共に“トゥ・フランクス”と呼ばれ人気を博していた。ベイシーのお気に入りで、彼の死後、フォスターがリーダーを務めてバンドを存続させた時期もある。
ビ・バップを基本にパワフルな演奏も女性的な流暢な演奏もどちらもこなせる名プレイヤー。年を経るにつれてジョン・コルトレーンの影響が色濃く表れ、最終的には様々なスタイルで演奏できるプレイヤーへと変貌をとげた。多くの時間をビッグ・バンド畑で過ごしているが、コンボでの演奏もあり、『至上の愛・ライヴ・イン・ジャパン』(78年)では、コルトレーンに見がまうようなワイルドな演奏をしている。
フォスターはプレイヤーとしてだけでなく作編曲者としても多大な業績を残している。フル・バンドを熟知した彼のアレンジは必ずといってイイほどソフト・トゥッティとトゥッティ(バンド全員で同じリフを吹く事)があり、これが“ビッグ・バンドの魅力”を存分に引き出しているのだ。特に「シャイニー・ストッキング」はベイシー楽団及びジャズのスタンダード曲として広く世に知られるようになった。ちなみにこの曲名は、綺麗な足が大好き(足フェチ)な彼が、ステージ中にかわいい女の子のストッキングが照明にあたって光っていたのを見て曲名をつけたらしい。——このすけべオヤジめ!

制作協力:
OKMusic

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