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Fats Waller

(ファッツ・ウォーラー)

ファッツ・ウォーラーは、ラジオ・ショウや映画にも出演していた“タレント”のような鍵盤奏者。ストライド奏法を駆使する名ピアニストであり、ジャズにオルガンを持ち込んだイノヴェーターであり、楽器を弾きながらダミ声でブルージーな歌を聴かせるヴォーカリストであり、「ハニーサックル・ローズ」「ジターバグ・ワルツ」といった名曲を生み出した作曲家であり……。20年代〜43年に亡くなるまで、あらゆる才能を発揮して戦前ジャズ・シーンを駆け抜けていった。
右手と左手で多層的な演奏を繰り広げながらも、キラキラした音色と屈託のない笑顔で、底抜けに明るいジャズを披露するウォーラー。キャブ・キャロウェイと同様、ジャズの手法を自分のエンターテインメントを表現する術として活かしきったアーティストのひとりである。その愉快な演奏を聴けば、こっちまでウキウキしてしまう。“音楽は楽しむもんだ”ということを、改めて教えてくれるのだ。

制作協力:
OKMusic

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