>  >  >  > Europeの情報

Europeの情報

(ヨーロッパ)

単純な異国感とか、まだ見ぬ土地だからこそ馳せられるロマン。そういう物を感じとるには、米英の文化もすっかり身近になってしまった。そんな中、一昔前の“憧れのハワイ航路”的な、聴く人の心をくすぐる絶妙なイメージとほどよいリアリティのなさ、距離感でもってロマンチックに響いてきたのが“北欧”という言葉というか、場所だった気がする。
今でこそ北欧系のアーティストも各ジャンルで普通に活躍しているが、このヨーロッパが出た頃はまだ、北欧出身であることがまず前置きとして語られるような状況だった。緻密に構成されたドラマチックな曲展開。日本人好みの、独特の陰りを帯びたメロディアスで叙情的なサウンド。83年にリリースされた1stアルバム『ヨーロッパ』につけられた『幻想交響曲』という邦題は、北欧という背景込みで響いてくる彼らのサウンドに対する“日本人から見た”イメージを端的に言い表している。
86年にリリースした3rdアルバム『ザ・ファイナル・カウントダウン』はキーボードの加入やドラマーの交代劇などバンド内で大きな変化があり、サウンド的にも既存のものに比べアメリカのマーケットを意識してか洗練されたものへ移行した作品だったが、これが世界的に大ヒット。ヨーロッパと北欧メタルの名を知らしめる1枚となった。
しかし、その後のアルバムの売り上げは前作には届かず。またサウンドの要であったギターのジョン・ノーラムが脱退したこともあり、結局5枚目を最後に解散。ところが99年〜00年にかけて母国スウェーデンで行われたカウントダウン・イベントに出演、04年に奇跡の再結成を果たしアルバム『スタート・フロム・ザ・ダーク』をリリース。来日公演も行われた。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版