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ウィーンに生まれ、オーストリア、ドイツ、アメリカなどで広く活躍した指揮者。その演奏は、綿密で新鮮な息吹に満ち、しかもよけいなものがなくスリムで、「かのトスカニーニを想わせる」と評されることもあった。
1912年生まれ。ウィーン音楽アカデミーでチェロとピアノを専攻した。ザルツブルク音楽祭で、ワルターやトスカニーニの助手を務めた後、渡米。メトロポリタン歌劇場の指揮者として「ワルキューレ」でデビューを果たした。その後、クリーヴランド管/ロチェスター・フィル/ニューヨーク・シティ・オペラ/メトロポリタン歌劇場の音楽監督や音楽顧問を歴任。そして62年からはボストン響の音楽監督として活躍し、多くの録音を残すことにも貢献した。特にプロコフィエフの全作品の録音は、優れた業績として称えられている。
その後もウィーン響/ベルリン放響の指揮者などを務め、ニューヨーク・フィルへの客演やバイロイト音楽祭への出演なども行ったが、81歳でその生涯を閉じた。

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