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Emerson, Lake & Palmer

(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)

伝え聞くところによると、最近ELT(エヴリ・リトル・シング)というグループが若者の間で人気らしい。しかし、今から30年ほど前はELPというプログレ・バンドが日本を席巻していたという事実を渋谷のヤングは知る由もなかろう(当たり前だが)。
元ナイス、元キング・クリムゾン、元アトミック・ルースターから成るプログレ界のオールスター・バンド、それがELPことエマーソン・レイク&パーマーだ。70年、その名も『エマーソン・レイク&パーマー』で衝撃的デビューを果たす。クラシック音楽を下敷きにしたテクニカルかつ荘厳な大仰サウンドを武器に、絶大なる支持を獲得していった彼らだが、ここ日本では王子様的ルックスが受け、とくに人気が高かったようだ。
その後も、怪獣ジャケが印象的な『タルカス』、ムソルグスキーのカヴァー『展覧会の絵』などロック史に燦然と輝く名盤を次々と発表し、キング・クリムゾン、イエスと共にプログレ黄金時代を築いていった。がしかし78年、弛緩しまくり日和りまくりの迷作『ラヴ・ビーチ』リリース後、バンドは解散してしまう。クリムゾンほど批評的でなく、ピンク・フロイドほどシリアスでもない……とことんトゥー・マッチでどこかアホっぽい感じが、実のところ彼ら最大の魅力ではないだろうか。

制作協力:
OKMusic

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