>  >  >  > Supersuckers

Supersuckers

(スーパーサッカーズ)

グランジ全盛の頃、忽然とその姿を現したスーパーサッカーズ。別にすごいサッカー選手の集まりじゃあございません。93年に1stアルバム『ザ・スモーク・オブ・ヘル』を<サブ・ポップ>からリリース。周囲の横揺れグルーヴ・バンドに対抗するかのような、直球勝負のガレージ/R&Rスタイルで特攻をキメた。
エディ・スパゲッティ(vo&b)やダンシング・イーグル(dr)といった、人を食ったようなステージ・ネーム。歌詞及びMCにやたらと“デビル(悪魔)”や卑猥な4文字を多発するといったナンセンスぶり。——グランジ・ブーム沈静後のシリアス・ムード漂うロック・シーンにおいて、こんな彼らの存在はある意味新鮮に映ったのである。さらに、彼らの最大の特徴であるカントリー・スタイルの大々的な導入。カウボーイ・ハットかぶって、ワウ全開のギターをかき鳴らす姿は、バカバカしさを通り越してとってもクールだ。いや、マジで。
<サブ・ポップ>からの最後のアルバム『Must’ve Been High』では、いよいよまんま純然たるカントリー・ソングを展開。おそらく結成当初から抱え続けていたのだろう、古き良き時代への憧憬がバシバシ感じられる好作となった。以後は、もとのガレージ・スタイルに戻り、ホット・ロッド・カーのように爆走中だ。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版