>  >  >  > Eddie “Lockjaw” Davis

Eddie “Lockjaw” Davis

(エディ・ロックジョー・デイヴィス)

“ロック・ジョウ”は“岩のアゴ”から由来している。その名のとおり顔が大きくゴツい上に、態度もデカいテナー・サックス・プレイヤー。イリノイ・ジャケー(ts)を筆頭とするテキサス・テナー・スタイルの一人だ。さらに豪快で粗雑、音もゴリ押しなタフ・サックスとも言える。普通のプレイヤーなら「フレイズがどうたら」とか「ここのコード進行の解釈が…」とか話題にしたくなるものなのだが、この人には必要ない。少ない音種とフレーズ、鬼のように速いタンギング(楽器の奏法上、音を切るために舌を使うこと)で超速の曲を吹ききってしまう。「ワーリー・バード」という曲では、ワン・コーラス全てをひとつの音だけでソロをとりきっているほどだ。———それゆえにジャズ・サックス界で、ワン・アンド・オンリーな存在と言ってもいい。
50年代から60年代までカウント・ベイシー楽団に在籍。ここでの活躍が最も華々しく、『アトミック・ベイシー』(57年)というアルバムでは、ほとんど全ての曲でソロをとっている。他、コンボとではジョニー・グリフィン(ts)と共に演奏活動を続け、『ルッキン・アット・モンク』(61年)などの佳作を残している。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版