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"白いオーティス・レディング"と謳われたエディ・ヒントン。ひきつったようなハイトーンから繰り出す黒っぽい歌唱を聴いて、白人の声だとわかる人はいないだろう。
アラバマ州マッスルショールズは、数多くのソウル〜ロック・アーティストがレコーディングした地で有名だ。ヒントンは、マッスルショールズ・スタジオの専属ギタリストとして活躍し、アレサ・フランクリンからボズ・スキャッグスまで数え切れないほどのレコーディングに参加。また、ソングライターとしても多くの作品を世に送り出している。
ソロ・デビュー作『Very Extremely Dangerous』(78年)は、ロジャー・ホーキンス(dr)やデヴィット・フッド(b)を始めとするマッスルショールズ・オールスターズが全面的にバックアップ。ヒントンはギタリストとしてではなく、強烈なシャウトでヴォーカリストとしての魅力をアピールした。そして、泥臭いグルーヴをベースに創出されたストレートなR&Bサウンドは豊潤、濃厚といった形容詞がピッタリはまる。この作品はブルー・アイド・ソウルを代表する名盤としても名高い。
その後も数枚のソロ・アルバムを発表するものの、95年に心臓発作で他界。しかし死後も、未発表音源が発表されるなど、ヒントンは根強い人気を誇っている。

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