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Doc Watson

(ドック・ワトソン)

盲目のアコースティック・ギタリスト、ドック・ワトソン。60年代のフォーク・リヴァイバルによって脚光を浴び、フィドルのフレーズを応用した神技的なフィンガー・ピッキング(「ブラックマウンテン・ラグ」は必聴)でワルツ、バラッド、ゴスペルなどのトラディショナル・チューンを次々と再生させていった。そのギター・プレイは多くの後輩たちを触発し、クラレンス・ホワイト(バーズ)やノーマン・ブレイクといったアーティストは口々にその影響を語っている。
また、演奏面だけで語られることの多いワトソンだが、妖しい色気をかもしだすブルース感覚も聴き逃せない。85年に永年のパートナーであった息子のマール・ワトソンを亡くすという不幸に見舞われるが、それを乗り越え91年にはグラミー賞を受賞、現在も精力的に活動中である。また、アパラチアン伝承曲を今に伝える彼の存在は、アメリカの人間国宝といえるだろう。

制作協力:
OKMusic

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