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27年、ニューヨーク生まれ。ラグタイムからフリージャズまで、幅広い範囲をカヴァーする才気溢れるジャズ・ピアニスト。
クラシック音楽を学んだ後、ジャズなどのさまざまなジャンルの音楽にも興味をもち始める。40年代後期にはN.Y.でピアノの演奏を始め、チャーリー・パーカー(as)やディジー・ガレスピー(tp)らビ・バップ界の錚々たるメンバーとの共演を果たした。50年代に入ると、ピアノ演奏/アレンジ/作曲/音楽総指揮を担当するスタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタート。彼はジャズ史やジャズ・ピアノの変遷にも造詣が深く、伝統的なスタイルに現代テイストを取り入れた独自の音楽性をコンサートやラジオ番組で披露した。やがて、彼は自身のバンド、ニューヨーク・ジャズ・レパートリー・カルテットを結成。ルビー・バフとのデュオ作品『A Pipe Organ Recital Plus One』は最も高い評価/人気を得た。その他の主なアルバムに『Cincinnati Fats』『New School Concert』など。
また作曲の方面では、『Scott Joplin』(76年)、『月の輝く夜に』(87年)といった映画音楽も手掛けている。特に『セックスのすべて』(71年)以降、ウッディ・アレン監督作品における音楽サポートが有名であろう。

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