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Dean Fraser

(ディーン・フレイザー)

情感たっぷりに甘く絡みつくようなテナー・サックスの名手として、今やジャマイカ内外で評価の高いレゲエ・サックス・プレイヤー。デビュー当時の70年代中盤は、レゲエのトレンドからホーン・セクションが離れつつあるという不遇の時代。初めはジャズやR&Bなどをプレイしていたが、後にソニー・ブラッドショウの元で、音楽ビジネスを学ぶ機会を得る。その後、シンガー兼ベーシストでもあるプロデューサー、ロイド・パークスのバンド「ウィ・ザ・ピープル・バンド」に参加し、<ジョー・ギブス>へのレコーディングやデニス・ブラウンのバックとして活躍。78年にはギブスのプロデュースで初のアルバム『Black Horn Man』をリリースした。また、スライ&ロビーのレギュラー・サポートや、グレゴリー・アイザックスら一流ミュージシャンともプレイする機会に恵まれている。
80年代に入りレゲエ・シーンの主流がデジタル・サウンドに傾いてくると、フレイザーのヒューマン・タッチなサックスの音色が、無機的なサウンドに温かみを添えることとなり、その結果、彼はダンスホール・レゲエに欠かせない存在へと大きく飛躍した。現在でも、ジャマイカ・ホーンの神様的存在である、ローランド・アルフォンソやトミー・マクックらの系譜を継ぐものとして、多層に渡るファンの支持を得て活躍。93年にはその偉業をジャマイカ政府から表彰された。

制作協力:
OKMusic

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