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Damon Wild

(デイモン・ワイルド)

デイモン・ワイルドはミニマル・テクノの先駆者の一人である。15歳の時からDJ/エンジニアなどを務め、91年にデビュー。92年、自らの<Experimental>レーベルを立ち上げ、Ray LoveとのToxic Two名義でリリースした「Rave Generator」(93年)がUKダンス・チャートのトップ10入りを果たす。そして、ティム・テイラーとタッグを組んだThe Rising Son名義の「Afgan Acid」(93年)も大ヒットを記録。さらなる快進撃は続き、Damon Wild&Tim Taylor名義によるハード・アシッド・テクノの大傑作「Bang The Acid」(93年)は、世界中のありとあらゆるテクノDJがプレイしまくった。94年にはレーベル<Synewave Newyork>を新設。
その後も、本人名義の「Avion」(95年)、「Subtractive Synthesis」シリーズ(95年〜)などが、全地球上のダンス・フロアを放火。他にも、Morph、スティーヴ・ストールとのVoyager8といった数多くの名義で作品を発表している。——このヒット作と名義の多さで、彼の才能がイヤになるほど分かるだろう?
かつて、ジェフ・ミルズと活動を共にしたこともあるデイモン・ワイルドのミニマル・サウンドは、一聴すると淡白な響きでメロディと展開がほとんどなく退屈かもしれない。しかし、聴けば聴き込むほどにハマっていく。爆音で体感すると、激しくうごめくフリケンシーが眼前に広がるかのようだ。深くて渋い大人の味。

制作協力:
OKMusic

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