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オハイオ出身、シンガーでありながら公立学校にて障害のある子供たちを指導する教師でもあるコーニャ・ドス。常に自然体なヴォーカルが魅力の彼女は、既に5歳の時にはスティーヴィー・ワンダーやアンジェラ・ウィンブッシュなどに合わせて歌い始めていたという。そんな彼女の才能を発掘したのはジェラルド・リヴァートの片腕、エドウィン・“トニー”・ニコラスだった。幅広いアーティストとの競演や様々なショウを経験し、またジェラルド・リヴァートとともに、3LWの楽曲/プロダクションを手掛けるなど、シンガー・ソングライター/プロデューサーとしての手腕も発揮していた彼女だったが、02年に『A Poem About Ms. Doss』で満を持してデビュー。05年にはプロデュースを担当するマイロン所属のレーベル<moja music>に移籍し、2ndアルバム『ジャスト・ビコーズ』をリリース。インディ系の動向が個々レヴェルでしか聞こえてこなかった米国においても、あのジャジー・ジェフやビルボード誌が絶賛するなど、着実にファン層を固めていき、06年には3rdアルバム『ラヴ・レイン・ダウン』を発表。多彩な作風と表現でありながら、普遍的な美しさ/透明感と艶やかさをを併せ持ち、いわゆるオーガニック・ソウルやネオ・ソウルと言った言葉では括りきれない極上のレディ・ソウルを聴かせてくれる名盤である。

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