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ソフト・ロックの最高傑作として名高い『オデッセイ・アンド・オラクル』(68年)を世に送り出した、ゾンビーズ。その看板であり "天才ヴォーカリスト"の名を欲しいままにした男、コリン・ブランストーンは、この作品を最後にグループを脱退する。
翌69年、ニール・マッカーサーと改名して「It's Not Easy」他2枚のシングルと共にカムバック。70年からは再び本名に戻って活動し、71年にソロ・キャリア上の逸品『一年間』を完成させる。ティム・ハーディンやゾンビーズ、そして自らのペンによる温もりに満ちたナンバーの数々。フォーク・ギターやストリングスを導入した叙情的な音のなか、繊細かつまろやかなヴォーカルで歌い上げる。——そこには、グループ在籍時よりも自然体で音と接している彼の姿があった。このアルバムからは「構わないと言って」(72年)がヒットしている。
その後も作品を重ね高い評価を受けていく中、84年には元パイロットのメンバーとキーツを結成。そして90年、ゾンビーズを再結成(70年代にも一時的な再結成歴あり)し、話題を振りまいた。

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