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Christopher Cross

(クリストファー・クロス)

クリストファー・クロスを知らないAOR-er(エーオーアーラー=AOR好きなリスナー)はいないハズ。いや、仮にAORに興味がないとしても、いち度くらいはその名を耳にしたことがあるだろう。
彼は80年にアルバム『南から来た男』で登場するやいなや、その年のグラミー賞を5部門も制覇。大きな話題を振り撒いた、AORシーンの立役者のひとりである。このアルバムのライナーノーツ(ブックレット)にはアーティスト写真やプロフィールの類が一切無いため、彼はフラミンゴが描かれたアルバウ・ジャケットから発想を得たネーミング=“ミスター・フラミンゴ”と呼ばれた。ルックスが明らかになったのは、それから3年後の2nd『アナザー・ページ』で。爽快なサウンドからは多少かけ離れたヴィジュアルとのギャップから、多くのファンが冷めていった、という(あくまで)噂もあった。しかしながら、そんな容姿はどこ吹く風、楽曲のプロダクションはおしなべてハイ・クオリティな仕上がりである。「天からメロディが降ってくる」という彼が発した名言もまんざらウソではなく、カリフォルニアの青い空を彷彿させる洗練されたメロディが見事に作品を彩っている。そして、ひたすら甘く、また高音の響きが特に素晴らしい張りと伸びの効いた歌声で、クリストファー・クロスは終始軽やかに歌い上げている。
余談だが、ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」がクロスの「オール・ライト」をパクッたものであることは有名な話。

制作協力:
OKMusic

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