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80年、フミヤ(藤井フミヤ/vo)、トオル(武内享/g)、タカモク(高杢禎彦/vo)、マサハル(鶴久政治/vo)、ユウジ(大土井裕二/b)、クロベー(徳永善也/dr)、ナオユキ(藤井尚之/sax)の7人で結成されたチェッカーズ。83年にデビューを果たした彼らは、多くのファン(特に女子中高生)のハートをかっさらっちまったんだぜ!! 
まさにアイドル風の全身チェック柄衣装、フミヤの幼さとヤンチャ(=不良)風情をかもすルックス、そして、なんといっても唄って踊れるシングル曲の数々。当時流行っていたダンパ(ダンスパーティの略)文化を象徴しつつ、多くの人に受け入れられやすいポップ性を発揮し、燦然とジャパニーズ・ポップス・シーンに君臨したのだ。
また、バンド主演映画(『Checkers in TAN TAN たぬき』『Song For U.S.A.』)やCute Beat Club Bandとしての海外公演など幅広く活動。また、88年頃からはメンバーのソロ活動も目立つようになった。92年にはデビュー10周年を迎え、今後も順風満帆な活動を続けていくだろうと思われていた矢先、同年10月5日に突然の解散宣言。その栄光の歴史に幕を閉じたのであった。
「ギザギザハートの子守唄」(83年)「涙のリクエスト」「哀しくてジェラシー」「ジュリアに傷心」(以上84年)「あの娘とスキャンダル」(85年)など、ナオユキのサックス・プレイを大々的にフューチャーしたドゥー・ワップ/ロックンロール/R&Bなどの50'sテイストを基調とする前期の作品もさることながら、「星屑のステージ」(84年)「Song For U.S.A.」(86年)「Cherie」(89年)「夜明けのブレス」(90年)といったフロント3人のコーラスワークが光る名バラード曲も数多く残しているチェッカーズ。いまだにカラオケでの選曲率が高い珠玉の名曲群は、これからも色褪せることなく多くの人に歌い継がれていくだろう。

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