Charlie Wilsonの記事一覧

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ヒップホップのサンプリングねたとしても有名な「Outstanding」「Yearning for Your Love」をはじめ、今でもディスコ・クラシックとして親しまれる楽曲を多く残しているギャップ・バンドの元リード・ヴォーカル。92年からソロ活動を始め、05年にRケリーのプロデュースによる第1弾ソロ・アルバム『CHARLIE, LAST NAME WILSON』をリリース。ウィル・アイ・アム、スヌープ・ドッグらが参加したことによりこの作品はチャーリーの偉大さを若い世代に伝えると同時に、完璧にその時代にマッチした作品に仕上がった。これは過去に一時代を築いたという驕りなく、現役のアーティストとして若い世代のアーティストとも対等に向き合った結果といえる。そんな音楽や人に対する態度が真摯であるからこそ、いまでも“アンクル・チャーリー”の愛称で親しまれ、また敬われているのだ。
08年9月、前立腺がんの告知を受け、放射線治療などの闘病生活をしながらニュー・アルバムを制作。2ndアルバム『アンクル・チャーリー』は09年3月に発表され、正統派R&BからTペインやジェイミー・フォックスをフィーチャーした旬な楽曲まで幅広く歌いこなす手腕は健在であることを示した。
また、自らガンと闘った経験から、ガン撲滅のチャリティ活動もスタートさせた。