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Charles Aznavour

(シャルル・アズナブール)

フランスの国民的大物歌手・シャルル・アズナヴールは、詩情たっぷりのシャンソンをジャズ・スタイルで歌いこなすことのできる唯一のひとである。一瞬にして聴き手にノスタルジーを植えつける、その低い歌声とアコーディオンの調べ——彼の音楽はいつどこで聴いても猛烈にわびしく、そして、誰をもドラマの主人公に仕立ててしまうようなムードに満ちている。
1924年、パリのサンジェルマン・デ・プレに生まれ、本名はヴァレンナーグ・アズナヴーリアン。デビュー当時こそ貧弱な体型とダミ声で「舞台に向かない」と批評されたものの、そのコンプレックスが功を奏してか、”女性に突き放され、いつまでも過去にとらわれる哀れな男”……を唄わせたら右に出るものはない。悲恋/堕落/哀愁/後悔/孤独といったシャンソンの必要素が詰まった彼の音楽は、日々の生活に憂えた大人たちが適量のアルコールと共に浸るのにピッタリだ。
日本でも長い間コア・ファンをかかえるアズナヴールだが、齢80を間近にしてさらにとんでもない説得力を掌握した感がある。

制作協力:
OKMusic

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