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ロマン派において、オペラ/ピアノ曲を主としたドイツの作曲家。また指揮者としても著名。モーツァルトのオペラから強い影響を受けながらも、ロマン派の傾向も取り入れ、オペラにおけるドイツ国民主義を開拓した。「魔弾の射手」以後の序曲は標題音楽的にまとめられ、後のワーグナーの前奏曲やリストの交響詩の出現に繋がっている。
モーツァルトに憧れ、音楽教育に熱心な父をもち、幼少の頃から父と兄に音楽教育を受けた。父が劇団を組織していたため、劇の在り方に精通するようになり、後年オペラを書くのに役立ったと考えられる。
ブレスラウの歌劇場の指揮者を務め、貴族お抱えの音楽家として活動した後、プラハ劇場の指揮者を経て、ドレスデン宮廷歌劇場の楽長に——。当時はイタリア・オペラが盛んだったが、ドイツ語のオペラを上演、大成功を収めた。

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