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ライオネル・ハンプトン→ミルト・ジャクソンと続いたジャズ・ヴィブラフォン(マリンバ)の歴史を受け継ぐボビー・ハッチャーソン。美しい音色の持ち主で、モード手法にフリー・イディオムを注ぎ込んだことが大きな足跡である。
60年から活躍し始め、チャールス・ロイド/ジャッキー・マクリーン/エリック・ドルフィー/ハービー・ハンコックなど、数え切れないアーティストと共演し、主に<ブルー・ノート>に名演を残してきた。特に『ハプニングス』(66年)は、ハンコックの『処女航海』と並ぶ新主流派ジャズの旗揚げ的アルバムであり、聴き応え十分。当時の最先端音楽を自らの演奏に取り入れ、魅惑的なテクニックでグルーヴとリリシズムを同居させている。
80年代以降は落ち着いた威風堂々たるプレイを披露。大御所の風格を醸し出したアルバムを数々リリースしている。

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