> Billy Eckstine

Billy Eckstine

(ビリー・エクスタイン)

クール・ジャズの愛好家たちは、伝説的なジャズ・ヴォーカリストのビリー・エクスタインを、ディジーやバード、その他すべての偉大なジャズ・ミュージシャンたちと共にバップを創り上げた、最先端のビッグ・バンドを率いていた人物として覚えていることが多い。だがエクスタインの本質はそれだけにとどまるものではない。彼は初のアフロ・アメリカン系男性アイドルであり、40年代後半のアメリカにおけるもっとも人気の高いシンガーのひとりで、個性的で美しい声の持ち主でもあった。中流階級出身のエクスタインは、40年代前半にルイ・アームストロングやジミー・ラッシングが歌っていたようなブルースやワーク・ソングが大嫌いだった。豊かで深みのあるバリトンは彼のスタイリッシュなセンス同様に洗練されており、50年代に入ってからも、カウント・ベイシーやクインシー・ジョーンズなどと一緒に素晴らしいアルバムをレコーディングし続けたのだった。

制作協力:
OKMusic

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