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イギリスの港湾都市ブリストル出身、チェリストとしてオーケストラにも在籍していたと言う現在25歳のDJ/プロデューサー兼、ヴォーカリスト。幼少期をロンドンはハートフォードシャーで過ごした彼は、オーケストラや合唱隊でクラシックの教育を受けていたが、10歳の時に出会ったミックス・テープでドラムンベース、そしてN.W.A.の名盤『Straight Outta Compton』でヒップホップの洗礼を受け、18歳まではクラシックとストリート・ミュージックを行き来する音楽的二重生活を送っていたと言う。ドラムンベースのトラック・メイカー、Shy FXのもとでトラック・メイクを学んだ彼は、ビート・ミュージックへの更なる思いを募らせ、ロンドンの大学を中退。ロニ・サイズに象徴されるドラムンベース・シーンを育んできたブリストルに移住し、その音楽キャリアを本格的にスタートさせた。そこで彼は、SirplusやKelzといったMC、はたまたロニ・サイズやダイといったフル・サイクル・クルーと交流を深め、後にデビュー・シングルとして06年にリリースされる「ソー・グッド・トゥデイ」を皮切りに、自宅のベッド・ルームで曲制作を開始する。
そんな折、<トーキング・ラウド>以来の新レーベル<ブラウンズウッド・レコーディングス>を立ち上げようとするジャイルス・ピーターソンがベンの音楽を耳にし、世界各国で放送されている自身のラジオ番組で紹介。この「So Good Today」は、正式なリリースを待たずして05年の<Worldwide Awards>で最優秀シングル5位に選ばれ、その年の“最もセクシーなダンス・フロア・アンセム”となり、ジャイルスはベンを“ポップとソウルのクロスオーヴァーを最良の形で体現するアーティスト”と絶賛した。その後「ナッシング・エルス」、「ゲット・クローサー」と立て続けにシングルをリリースし、ベン自身の幅の広い音楽性を披露させると、07年には<ブラウンズウッド・レコーディングス>の第一弾アルバムとして待望のファースト・アルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・ベスト・イヤーズ・オブ・ユア・ライフ』をリリースした。

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